こんにちは、神将生です(@masakijin1103) Instagram
この記事を書いている僕は中卒で、現在は名古屋は丸の内にある美容室【coupe】(クープ)を立ち上げオーナーとして働いています。
15歳で中学校を卒業して、もうかれこれ20年以上経ちます
まだまだブリーチを使ったヘアカラーが流行っている今日この頃ですが、
今回は人気のある『シースルーハイライト』の施術方法と手順をお伝えしたいと思います。
Contents
そういったご相談でした。
まずは施術前の髪の状態が下の写真です
お客さんの髪質はというと
こういった事前情報はとても大切です。
カウンセリングの時はしっかり細かい事まで今までの履歴を美容師に伝えましょう。
髪の毛の状態と、なりたいイメージから、今回はかなり強いハイブリーチを使う事にしました。
「ブリーチは傷んで当たり前」と以前ならそうかもしれませんが、現在では実は違うんです。
ハイブリーチに、ダメージを約95%位カットしてくれるオラプレックスという魔法の液体を混ぜて、
「凄く色が抜けるのにダメージがかなり少ない」そういう状態の薬剤を使用します。
現在はそういったとても良い薬剤が出ているんですね。
美容室によっては、最初からダメージをカットしてくれる薬が混ざっている物もあるので、
どういった薬剤を使用するのか、担当してくれる美容師さんに聞いてみると良いかもしれませんね。
ホイルを使って先ほど作った魔法のハイブリーチを髪に塗っていきます。
いわゆるハイライトと呼ばれる技法で染めていきます。
ここでのポイントは、通常だとある程度すじ状の毛束を染めていくのですが、
今回は髪の毛を、一本一本バラバラに染めていくような、数本レベルで細かく細かく染めていきます。
この染め方を『シースルーハイライト』と勝手に言っています。
この場合かなりの枚数のホイルを使うので頭が少~し重くなっちゃいますね(笑)
そして長めに時間を置きます。
ここで早めに洗ってしまうと良い感じに色が抜けないので、かなり時間を置きましょう。
ですので、こういったブリーチを使う施術や、特殊なカラーリングを予約する場合は、
かなり時間に余裕を持ってご予約すると良いかもしれませんね。
もし時間がギリギリでご予約された場合は、
万が一かなり色が抜けない髪質だったり予想外の事が起こると、満足のいく仕上がりからは遠ざかってしまうので、
美容師さんに確認したり、あまり無理をしない方が得策だと思いますよ。
という事でホイルワーク後の画像が下の写真です
結構長~く時間を置きました。(色が抜けずらい髪質なので1時間は置きました)
そしてその後に流してシャンプーしていきます。
今回はカラーリングをかぶせてダブルカラーにはしないので、
ここでは、少し黄色味を取るためにパープルシャンプーを使用していきます。
下記のシャンプーを多めに使って泡立てて、泡でモコモコのまま10分位時間を置きます
シルバーに染めている方にはシルバーの髪用シャンプーもありますし、ピンク色に染めている方にはピンク色の髪用シャンプーもあります。
使うとかなり色が長持ちするのでおススメです。
ちなみに種類もたくさんありますが、今まで美容室で使用してきた中で、
とくに良かったと思う僕の一番のおススメは
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今回も使用していますが、黄色味をほどよく取ってくれるし、指通りと香りも良いのでお客様からの評判も良いです。
洗い流してハンドドライした画像が下の画像です。
黒髪と明るい髪が混じって、動かす度に髪の毛の表情が変わる、
オシャレで上品なカラーリングに仕上がりました。
そして根元はランダムに仕上がるので、伸びた時にプリンにならないので
しばらく放っておいても、かなり長持ちします。
この色に飽きたら、ノンアルカリのカラーリングを重ねると、
ダメージレスでカラーチェンジ出来ますよ!
どうですか?かっこいいでしょ?笑
ご本人もかなりのテンションとリアクションで喜んでくれたので、嬉しくてたまりませんでした(笑)
このカラーはさらに同じ技法で染めると、また違ったオシャレなカラーになるので、
気になった方は試してみると良いですよ!
「こんな感じにしてみたいんだけどなぁ。。。」
そう思った事ありますよね?
でも、いざ美容室に行った時にうまく伝えられない
もしくはどうしたらオシャレに見えるのかがわからない
そう思った事ありませんか?
大体みなさんありますよね?笑
そう、意外とどうしたら良いか分からないものなんですよね。
でも今は色々とツールがあります。
例えばすぐ出来るパーソナルカラー診断や
ウェブサイトで掲載している顔型や髪質などから検索できるものだったりと様々です。
ただ、その前に必要な事があると僕は思います。
それがあるだけで見違えるように良く仕上がるかもしれません。
さてそれは何だと思いますか?
答えは『ご自身と美容師との関係性』です。
正直に言ってしまうと、美容師も皆さんと同じ人間です。
好きな人嫌いな人、調子の良い日悪い日など普通にあると思いますが、
それは今も昔もこれからもずっと変わらないはずです。
要するに気持ちが込められるわけです、どんな職種の方でも同じなんじゃないかな?と僕は思います。
これは僕の私見ですが、「2つのパターン」を例に挙げます。
2つとも全く同じ、近々ご自身の大切な結婚式を控えているという設定です。
さて、この2つのパターンでヘアスタイルの仕上がりの結果はどうなると思いますか?
何も変わらないと思いますか?
美容室の立場の僕ならきっと、後者の方の仕上がりのほうがより良く仕上げられると思います。
なぜかというと、後者の方のほうが何のために染めたいのか?などのイメージが湧きますしちょっと気合が増します(笑)
そこが仕上がりに差の出る大きなポイントのひとつだと思います。
あなたが『どうなりたい』かと思うより
あなたが『どんな場所でどんな姿をして誰にどう見られたいか?』というイメージを美容師に伝える事が重要なのです。
最後になりますが、僕が伝えたかったポイントは
『関係性』です。
これはヘアカラーに限らずヘアスタイル全般に言える事です。
今よりもほんの少しでもいい、
担当してくれる美容師さんや美容室でその関係性をしっかり築いていくと、
今後あなたの人生は素晴らしいものになっていくと僕は願っています。
神(じん)でした。
この記事を書いたのは……名古屋栄の癒し系?道産子美容師 神(じん)です。@masakijin1103
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下記から僕のお店「coupe(クープ)」のご予約ができますので名古屋にお住いの方はとくによろしくお願い致します(笑)
現在は縁のある場所での定期的な美容師「ユメハコビ」という個人でのプロジェクトを実践しています。興味のある方はこちらをご覧ください
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