シェアサロンで働くという事

シェアサロンの入り口です

 

8月の自分の店のオープンまでは期間限定でシェアサロンを利用している僕ですが、シェアサロンと言うだけあって毎日見るスタッフや初めて見るスタッフがいて、年齢も若い方から大人な方まで様々です。

久々に違う環境で働いていて、改めて思い出しましたが、実はずっと同じサロンで働いていると、周りの美容師がどう働いているか?という事を見る機会が全然ないんです。

ですが、今回【シェアサロン】を利用させてもらった事によってそういった、美容師が普段見れない美容師の働き方を見る事ができたのはありがたいなと思いました。

 

美容師と言っても様々な人がいます。

みんなテイストは違えど、とても良いヘアスタイルを創造していてビックリしました。

しかしそれとは別に今回僕が注目した事があります。

 

それは何かというと、美容師ひとりひとりに応援してくれるお客さんがいて、上手いとか下手とかそういった事はあまり関係ないっぽいなぁと感じた事でした。

要するに、お客さんと美容師の何かしらの価値観がある程度一致して美容師とお客さん、もしくはそれ以上の関係が出来上がってるんだなぁと思いました。

それらの事を考えると、確かに思うところがあります。

どんなに下手くそという評判の店であっても、どんなに態度が悪いという評判の店であっても、月にお客さんがゼロというところは今まで見た事がありません。

それはすなわち、何かしらの価値観の一致があっての事なんだろうと思いました。

 

「どんなに人気のある良いヘアスタイルを作っても、それがそのお客さんに良いと思われなかったとしたら」

「どんなに人気のある良い人間性だったとしても、それがそのお客さんにとって良いと思われなかったとしたら」

 

そういうことを考えてみると、ヘアスタイルや人間性といったもの自体には何の価値も無いことなんだろうなと思いました。

今回はそういった事を考えるきっかけになった【シェアサロン】でしたが、このサロンを利用している間に自分自身、不思議に思うことがありました。

 

正直なことを言うと、「きっとこの方は僕じゃなくてお店が気に入って来てくれてるんだろうな」という方が結構いると思ってました。

ですが僕としては意外なことに、そういった方々からのご予約もかなり多かったことに驚きました。

今まで行っていたお店でもなく、他のスタイリストでもなく、僕に予約をしてくれました。

過去のトラウマがあるので、どんな方にも手抜きは一切しませんが、僕の何かが認められたようでとても嬉しかったです。

そんな僕の過去のトラウマが気になる方はこちら(笑)→過去のトラウマのほんの一部です

 

まとめにはなりますが、自分の何が良くてご来店してくれるかは正直自分ではわかりませんが、これからも自分らしさを出して、技術を磨き、自分を磨き、発信して、それらを皆さんに提供し、たくさんの方に応援してもらえるような美容師でありたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。

 

ご予約に関してはこちらをご覧ください→現在のご予約に関して

 

8月オープンに向けて、店の内装について打ち合わせてるある日のひとコマ

 

 

 

masakijin
この記事を書いた人
北海道岩見沢市出身の名古屋在住の中卒美容師/現在は名古屋丸の内でプライベートサロン的な美容室coupe(クープ)を開店し営業してます/定期的に札幌へ行きユメハコビという個人プロジェクトを実践しています/ビリヤード、ダーツ特訓中/遊ぶことが好きです/エクスマ90期/
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